ブラックリストになった場合のキャッシング利用
ブラックリスト入りした状態とは、金融サービス受けた時の過去の犯罪行為が、
載っているようなイメージを受けます。
キャッシング業界では、ブラックリストは本当にあるものではなく、
イメージの中のものです。
ブラックリスト入りしているという状態とは、
どういったもののことを指しているのでしょう。
信用情報会社に事故情報が掲載されており、審査で不利な評価を受ける状態のことを、
ブラックリストといいます。
借りたお金を期日通りに返せずに、何カ月も滞納し続けていたという人や、
返済不能に陥って借金の整理をする必要が生じると、その後に影響します。
信用情報会社が、返済トラブルを事故情報として残している時のことを、
ブラックリストに名前が入っているという表現をします。
一旦ブラックリストに名前が入ってしまうと、5年~10年は、
そのまま名前が残っていると考えていいでしょう。
信用情報会社は、顧客のキャッシング情報を取り扱っており、
金融会社が審査のために照会をすると、情報を提示します。
もしも信用情報会社に延滞や返済不能の情報が残っていれば、金融会社は、
その人に新しく融資をしたいとはまず考えません。
カードローンの融資を受けていて、必要な時はいつでも限度額までの借り入れが、
可能な状態になっていても、ある時を境に融資が受けられなくなったりもします。
何らかのきっかけで、消費者金融会社が、信用情報を確認し直していることがあります。
最初に申し込みをした時は、銀行でも、キャッシング会社でも、
審査を行って融資の可否を見極めてはいますが、
その後も何かのきっかけで信用情報の確認をしていることがあります。
クレジットカードには、カード会社が収益を得るための手数料がいろいろとつきます。
クレジットカード会社の売り上げは、カード利用者と加盟店の増加が関わっています。
加盟店のクレジットカードによる売上金額の3パーセントから7パーセントが、
カード会社に売上手数料として支払われるわけです。
クレジットカードで10万円の買い物をした人がいた場合、
カード払いで商品やサービスを売ったカード加盟店は、
カード会社に3,000円~7,000円を払います。
"維持費のかからないクレジットカードや、ポイント制度、優待サービスなどは、
クレジットカードを広めるためのカード会社の営業努力であるともいえるでしょう。
今では一般的になったクレジットカードです。
クレジットカードの歴史はそれほど古くはありません。
日本では1895年に、愛媛県のある呉服屋が始めた掛け売りに端を発します。
クレジットカードを発行するという会社ができていない頃の話です。
手数料の考え方もなく、江戸時代の掛け売りシステムに近いものだったといいます。
ここにクーポンやチケットができたことにより、クレジットカードに近いものになりました。
地域内の小売店によって専門店が作られ、
手数料を受け取って掛け売りの代金の立て替えをするようになりました。
現在使われているクレジットカードと同じような手数料の仕組みが作られたのは、
今から60年前の1949年頃です。